落語界の成金について
現在の落語ブームの再来に、非常に大きな影響を及ぼしたものが2つあると思っています。
1つは昭和元禄落語心中。
2つ目は、成金です。
成金は、まさしく二ツ目の若手落語家のホープ11人(講釈師1人含む)のユニットです。
若い女性に大変な人気なんだそうです。
私が特に注目しているメンバーを紹介します。
28歳のアラサー落語家です。
師匠は柳亭楽輔。
お父さんも落語家さんだったのですが、既に亡くなられているそうです。
髪の毛もさもさで、いかにも今風な風貌ですが、メンバーイチの人気みたいです。
●昔昔亭A太郎
Aとか名前に入ってるし、型破りな39歳の落語家です。
師匠は昔昔亭桃太郎。
テレビで見たときは、無意味にメガネを持ち込んだり、それを一切使わず膝元に置いたりして、談志好きだそうなんですが、奇抜な方という印象です。
●瀧川鯉八
若手なんですが、安心感のあるお姿の36歳の落語家です。
師匠はあの瀧川鯉昇。
年上に見られる系統なんでしょうか?
●春風亭昇々
おそまつさん似な気がする、32歳で、私と同じ年の落語家さんです。
今はお笑い芸人みたいな雰囲気も出てますが、きっと将来は落ち着いた噺家さんになると思います!
●春風亭昇也
こちらも昇太師匠のお弟子、35歳の落語家です。
こちらは昇昇さんと対照的に、二ツ目なのに落ち着いた雰囲気をお持ちです。
誰かが真打になった時点で、ユニットはおしまいだそうです。
こんな勢いのあるユニットがあって、先輩落語家さんたちは、もしかしたら羨ましいと思っているのではないでしょうか。
俺の二ツ目の時にも、あれば良かったのになあーーと。